特別セッション「大学制度から近代日本の宗教研究を再考する」開催報告

特別セッション「大学制度から近代日本の宗教研究を再考する」Reconsidering Religious Studies in Modern Japan in Light of the Institutionalization of Universities開催報告

日本宗教学会年次大会中、9月16日(土)に本諸学会連合共催パネルを開催いたしました。

御礼を申し上げますとともに、当日の発表・コメントのダイジェスト版(レジュメ)をここに掲載します(発表タイトルをクリックしていただくとpdfファイルが現れます)。

発表

江島尚俊(田園調布学園大学助教)

「学問制度の近代化と宗教研究―国家による制度構築の視点から」Academic Modernization without Secularization: The State’s Management of Religious Studies and Its Historical Consequences

小柳敦史(北海学園大学准教授)

「帝国大学における「神学」―波多野精一による基督教学の構想—“Theology” for an Imperial University?: Seiichi Hatano’s Plan for Christian Studies at Kyoto Imperial University

ヴィクトリア・モントローズ(南カリフォルニア大学大学院博士課程)

「明治時代の仏教系高等教育機関における僧侶養成課程―比較分析―」Clerical Curricula in Meiji Period Buddhist Higher Education Institutions: A Comparative Analysis

松野智章(東洋大学非常勤講師)

「哲学化する宗教思想―学問的に宗教はどのように翻訳されたか?―」Philosophizing Religious Thought: How Religious Concepts Were Translated in Pursuit of Academic Recognition

コメンテーター

増澤知子(ミシガン大学教授)

コメント

司会

藤原聖子(東京大、日本学術会議哲学委員会幹事)

パネルの主旨とまとめ

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