国際宗教学宗教史学会 基調講演実施報告

8月23日~29日にドイツ・エアフルト市で開催された国際宗教学宗教史学会 第21回世界大会(XXIst World Congress of the International Association for the History of Religions)にて、本連合の副委員長である島薗進氏が基調講演を行いました(本連合の後援による)。講演は「現代日本の宗教と公共圏―軸の時代の文明の再興、国家神道と仏教の顕在化―」と題され、日本を含む世界の現況を、K・ヤスパースの言う「軸の時代」の再来ととらえ、伝統仏教教団の社会貢献活動・平和運動、国家神道の復興を思わせる政界の動きなどを現代日本における公共宗教の出現とみなし、広い視野から分析したものでした。

また、本大会において、島薗氏は国際宗教学宗教史学会の名誉会員に選出されました。

島薗進氏基調講演

島薗進氏基調講演

島薗進氏が名誉会員に選ばれる

島薗進氏が名誉会員に選ばれる